【保存版】フルリの返送メールが届いたときの見分け方・問い合わせ文面

突然「フルリお客様サポートセンター」から“返送された商品について”というメールが届いたら、不安になりますよね。

しかも自分では注文した覚えがないとなれば、「詐欺メール？」「誰かが勝手に注文したの？」と混乱するのも当然です。

本記事では、そんなときに落ち着いて安全に対処できるように、フルリから届く“返送メール”の内容をパターン別に解説します。

本物の連絡か偽装メールかを見分けるポイント、公式窓口への問い合わせ方、代引きや請求書が届いた場合の対処法、そして今後の再発防止策までを一通り紹介。

この記事を読めば、「まず何をすべきか」がすぐに分かり、詐欺被害を確実に防げます。

フルリから「返送メール」が届いたときの基本対応

「フルリお客様サポートセンター」から“返送”という件名のメールが届くと、誰でも不安になりますよね。

しかし、焦ってリンクを開いたり返信したりすると、思わぬトラブルに巻き込まれるおそれがあります。

ここでは、メールを受け取った直後に安全を確保するための3つのポイントを整理して紹介します。

まず落ち着いて確認すべき3つのポイント

突然届く「返送のご連絡」というメールに動揺するのは当然です。

ですが、最初にすべきことは“確認”であって“行動”ではありません。

落ち着いて、以下の3点をチェックしましょう。

確認項目	理由
リンクや添付ファイルを開かない	公式メールか不明な段階でクリックすると、詐欺サイトやウイルス感染の危険があります。
差出人だけで判断しない	メール表示名は簡単に偽装できます。ドメイン（@以降の文字列）を確認しましょう。
返信せず、公式サイト経由で連絡	返信先が本物とは限らないため、公式サイトに記載の窓口を利用します。

これらを行うだけでも、被害を防げる確率は大きく上がります。

メール内リンクを開く前にやるべき安全確保ステップ

安全確認の基本は「情報の保存」と「行動の停止」です。

以下の手順を守ることで、後から証拠をもとに正確な確認ができます。

ステップ	内容
1	メール全文をスクリーンショットまたはPDF保存
2	メールヘッダーを表示し、送信元ドメインを確認
3	記載された注文番号・日時・金額・配送先を控える

これらの情報を保存しておくと、公式窓口に問い合わせるときにスムーズに説明できます。

証拠として残しておくべきデータ一覧

不審なメールは削除せず、証拠として残すことが重要です。

とくに以下のデータを保存しておくと、トラブル対応時に役立ちます。

保存すべき項目	理由
メール本文	文面や記載内容から、公式か偽装かを特定しやすくなります。
メールヘッダー	実際の送信元ドメインを確認できます。
記載された注文番号や金額	本物の注文データと照合する際の手がかりになります。

注意点として、証拠保存中にリンクを誤ってクリックしないよう慎重に操作しましょう。

本物か偽物か？メール内容から見分ける3つのパターン

次に確認したいのが「このメールは本物なのか？」という点です。

実際、フルリ公式からの案内である場合もあれば、他人の注文や詐欺目的の偽装メールであるケースもあります。

ここでは、代表的な3つのパターンと見分け方をまとめます。

パターンA：本物の連絡（誤注文や宛先不備のケース）

まず、本物のメールである可能性もあります。

その場合、注文番号・注文日時・金額・配送先・支払い方法（カード下4桁など）といった詳細が正確に記載されているはずです。

特徴	対応方法
具体的な注文情報が揃っている	心当たりがなければ家族や過去の定期便を確認。
連絡先が公式サイト記載と一致している	公式窓口に注文番号を伝えて照会。

誤注文や宛先間違いであっても、正しい手順で照会すれば解決できます。

パターンB：なりすまし注文の可能性がある場合

自分の名前やメールアドレスが使われているのに、配送先が知らない住所だったり、支払い方法が自分のカードと一致しない場合は要注意です。

これは第三者による“なりすまし注文”の可能性があります。

特徴	対応方法
配送先や電話番号が不自然	本人の注文でない旨を公式窓口へ伝える。
自分のカードで決済されていない	キャンセルとデータ削除、将来のブロックを依頼。

このようなケースでは、支払い義務は原則発生しませんが、放置せずに「否認の意思表示」と「記録の保全」を行いましょう。

パターンC：偽装された詐欺メールを見抜く方法

宛名が「お客様各位」などで汎用的だったり、差出人のドメインが微妙に異なる場合は偽装メールの可能性が高いです。

また、本文に「こちらのリンクをクリック」など不自然な誘導がある場合も要注意です。

特徴	確認すべき点
差出人ドメインが公式と異なる	正規サイト（https://www.fleuri.cc/ など）と照合。
文面に違和感のある日本語表現	海外詐欺グループが作成したメールに多く見られます。

少しでも不審に感じたら、リンクを踏まず公式サイト記載の窓口から問い合わせるのが最も安全です。

フルリ公式窓口に確認する際の手順と文面例

メールが本物かどうかを確かめるには、最終的にフルリ公式のサポート窓口へ確認するのが最も確実です。

この章では、問い合わせ前に準備しておく情報と、実際に送る際の文面例、そして本人確認書類を求められたときの注意点を解説します。

問い合わせ前に準備しておく情報リスト

窓口に連絡する際は、具体的な注文情報を伝えられると確認がスムーズです。

以下の項目をあらかじめ控えておきましょう。

項目	備考
注文番号	メール本文やスクショから確認できます。
注文日時・金額	照会時に本人確認の一助になります。
記載されている配送先住所	自分の住所と異なる場合は特に重要。
支払い方法（例：カード下4桁）	自分の利用履歴と照らし合わせましょう。

事前準備をしておくだけで、無駄な往復を防ぎ、対応時間を短縮できます。

実際に送れるメール文面テンプレート

以下の例文をコピペして使用すれば、簡潔に状況を伝えられます。

件名：ご連絡いただいた注文について（本人の注文ではありません／確認希望）

フルリお客様サポートセンター御中

本メールにてご案内いただいた「返送された商品」に関し、私（氏名：＿＿）には当該注文の記憶がありません。
安全のため、以下の点をご教示ください。

・該当注文の注文番号／注文日時／注文経路（公式サイト・ECモール等）
・登録された配送先住所・氏名・電話番号
・支払い方法の種別（クレジット／代引き等）と識別可能な範囲の情報（例：カード下4桁）
・今後同様の注文を防止するための措置の可否（当該情報の削除・ブロック）

なお、本件が私の意思による注文でない場合は、当該注文のキャンセルを希望します。
お手数ですが、確認結果をご返信ください。

（氏名／連絡先／メールアドレス）

このように丁寧な書き方であれば、窓口側でも迅速に調査を進めてくれます。

本人確認書類を求められたときの注意点

フルリ側で本人確認を行う際、身分証の提出を依頼される場合があります。

ただし、全情報をそのまま送るのは避けるべきです。

必要最小限の範囲（氏名・住所の一部）を残し、それ以外はマスキング（隠す）して提出します。

提出書類	マスキング可能な情報
運転免許証	顔写真・生年月日・免許番号などは隠してOK
健康保険証	保険者番号や記号・番号は非表示に

本人確認は「最低限の開示」で十分です。

代引きや請求書が届いたときの正しい対処法

もし商品や請求書が自宅に届いてしまった場合も、慌てず対応すれば大丈夫です。

この章では、代引き商品を受け取らずに済ませる方法や、請求書が届いた場合の対処法、公的な相談窓口を紹介します。

代引き商品の受け取り拒否方法

代引き（代金引換）で発送されている場合は、受け取る前であれば配送業者に受け取り拒否を依頼できます。

伝票番号を伝えることで、担当ドライバーに指示を出してもらえます。

配送業者	連絡先・備考
ヤマト運輸	公式サイトまたは営業所へ「受取拒否の連絡」で対応可能。
佐川急便	お問い合わせ番号での拒否依頼が可能。
日本郵便	配達前なら郵便局に直接依頼できます。

郵送請求が来た場合の異議申し立て手順

請求書が郵送で届いた場合も、慌てて支払わずに「本人の注文ではない」旨を文書で伝えます。

その際は、やり取りをメールや郵送で残しておくことが大切です。

ステップ	内容
1	請求書のコピーを保存する
2	書面またはメールで異議を申し立てる
3	返信や受領記録を保管する

自分が申し込んでいない契約分の支払い義務は原則ありません。ただし、放置せず「否認の意思表示」を明確にしておきましょう。

相談先として頼れる公的窓口まとめ

対応に迷ったら、以下の公的機関に相談するのが安心です。

機関	連絡先・内容
消費生活センター	全国共通ダイヤル「188」。詐欺・契約トラブル全般を相談可能。
警察相談専用電話	#9110。不正注文や詐欺被害の疑いがあるときに。

トラブルを一人で抱え込まず、専門機関に相談することが早期解決の鍵です。

今後のトラブルを防ぐためのセキュリティ再点検

一度不審なメールを受け取ったら、今後の被害を防ぐための“再点検”が欠かせません。

この章では、パスワードやアカウント設定、クレジットカード管理など、再発を防ぐための実践策を紹介します。

パスワード変更と二段階認証の重要性

まず最初に見直すべきは、パスワードと認証設定です。

複数のサイトで同じパスワードを使っていると、1つが漏えいしただけで他のアカウントも危険にさらされます。

対策項目	具体的な方法
パスワード変更	英数字・記号を混ぜた12文字以上で作成。使い回しを避ける。
二段階認証	ログイン時にSMSやアプリで本人確認を行う設定を有効化。
自動保存の見直し	ブラウザやスマホに残る旧パスワードを削除。

パスワードと二段階認証を組み合わせるだけで、不正アクセスのリスクは大幅に下がります。

メール・通販アカウントの設定確認ポイント

不正アクセスの多くは、知らぬ間にメール転送設定やフィルタが追加されているケースです。

これを見落とすと、第三者に情報が自動転送されることもあります。

チェック項目	確認方法
転送設定の確認	メールサービスの設定画面で不審な転送先がないか確認。
迷惑メールフィルタ	正規の通知がブロックされていないかチェック。
ログイン履歴	見知らぬ端末・地域からのログインがないか確認。

もし不審な設定が見つかった場合は、すぐに削除してパスワードを再設定しましょう。

クレジットカードの監視と再発防止策

なりすまし注文の被害が疑われる場合、カード会社への連絡も忘れずに行いましょう。

定期的に明細をチェックし、不審な利用があれば即座に報告します。

項目	行動内容
利用明細の確認	オンライン明細やアプリで毎月チェック。
不審利用の報告	カード裏面の窓口または公式サイトから即連絡。
カード再発行	被害が疑われる場合は新しい番号で再発行を依頼。

「明細を見続ける」ことが、最もシンプルで効果的な防御策です。

まとめ｜不安なときの最短チェックリスト

ここまでの内容を踏まえ、フルリから“返送メール”が届いたときに実践すべき最短手順をまとめます。

すぐ行動できるよう、箇条書きでチェックしておきましょう。

まず何をすべきか一目で分かる行動ステップ

手順	内容
①	メールのリンクを踏まずに保存。
②	公式サイトで調べた連絡先から照会。
③	本人注文でなければキャンセル依頼とデータ削除を要請。
④	代引き・請求が来たら受取拒否または異議申立て。
⑤	パスワード再設定・二段階認証・明細監視を実施。

この5ステップで、ほとんどのトラブルは防げます。

迷ったら相談すべき信頼できる窓口

どうしても判断に迷ったときは、以下の機関に相談しましょう。

相談先	連絡先
消費生活センター	全国共通ダイヤル「188」
警察相談専用電話	#9110

専門の相談員が、状況に応じた具体的なアドバイスをくれます。

不安なときは一人で抱え込まず、すぐに相談することが何より大切です。