映画館に急いで向かいながら、「上映開始時間に間に合わなかったらどうしよう」と不安がよぎったことはありませんか？
特に事前に予定を組んだり、座席指定済みのチケットを購入している場合、遅れた際に上映が見られるか心配になりますよね。たとえ事前予約していたとしても、微妙な遅れで映画を楽しめないのは嫌なもの。
通常、映画本編が始まる前には予告編などのCMが流れるものですが、具体的なギリセーフな遅刻時間はどの程度なのでしょうか？
そんな気になる上映開始後の入場可否について、実は遅れても大丈夫な場合があるのです。それがどの程度の遅れなら許容されるのか、この記事でクリアにしていきます。
また、避けがたい遅刻の際の小さな安心ポイントもお教えします。読んでおけば、いざという時に役立つかもしれません。ぜひ最後までチェックしておいてください。
映画の上映スタートに何分遅れまでなら大丈夫？問題ないのは何分後？
万一上映時間ギリギリになってしまった場合、映画を心待ちにしていたのなら、少し遅れてでも観たいですよね？では、どれくらいの遅れなら大丈夫でしょう？
通常、映画館では映画が始まる前には広告や予告編が流れるため、10分程度の遅れなら映画本編を見逃すことはありません。しかし、これはあくまでもおおまかな目安であり、映画館や上映している映画によっては入場ポリシーが異なる場合があります。
映画館は多くのお客様が同じスクリーンを前にして一緒に映画を楽しむ場所です。もし上映時間に間に合わなくても、他の観客の邪魔をしないように気をつけなければなりません。
多くの場合、本編開始の10分ほど前なら、周りの方にとっても許容範囲内とされますが、できることならスタッフに事前に確認しておきましょう。
また、大規模な映画館では、途中入場のルールとして映画本編開始から20分以内を掲げているところもあります。それを過ぎると、空席があったとしても入場できないこともしばしばですし、配慮から端の席に案内されることもあります。
映画の本編が始まってしまうと、どんな小さな動きや音でも観客の集中を妨げる可能性がありますから、他の鑑賞者のことも考え、十分配慮することが大切です。
では、逆に映画開始時刻より早めに入場することは可能でしょうか？
殆どの映画館では、上映の10～15分前からの入場が可能になっています。上映スケジュールやスタッフの準備があるため、それより早い時間の入場はできないでしょう。
しかし、グッズやドリンク、フードの販売を行っている映画館が多く、時間が余ったらこうしたショッピングや飲食を楽しむのも良いでしょう。
劇場の開場時間は入口や館内アナウンスを通して案内されますから、時間になったら落ち着いて入場しましょう。
映画館の小ワザ！本編が始まる前のCM時間を見分けよう
急いで映画館に駆けつけても、もうちょっとゆとりを持ちたいですよね。映画上映前の予告CMが流れる時間を知っていれば、入場時に余裕が生まれます。
通常、映画の予告CMの明碆な時間は教えてくれませんし、正式な映画本編の開始時間も告知されていません。しかし、CMまでの時間は推測するコツがあるのです。
映画館では上映時間を予め告知していますが、これは作品自体の上映時間とは異なります。インターネット等で作品の実際の上映時間を調査し、上映予定時間と比べてみましょう。そうすることで、本編前の意外とバラつく予告CMの時間を大まかに見積もることができます。
例として、上映時間が10:00～12:00となっていて、総時間が120分である場合を考えます。作品時間が110分だと判明した場合、上映時間との差は10分です。これは、本編開始前に約10分間のCM時間があることを意味しています。
時間に追われているときも、この知識があれば少し心に余裕を持たせることができますね。ただ、やはり映画館に遅刻せず余裕を持って到着することが一番です。計画的に行動することを心がけましょう。
映画開始後の入場時の留意事項
映画が始まってからわずかに遅れて館内へ入るときは、いくつかの留意事項があります。
シアター入場前のスタッフとのコミュニケーション
映画館に入る前には、スタッフに必ず一声かけるようにしましょう。スタッフの指示に従うことは館内ルールに則っています。
チケットを提示して、その日の来場者数や上映作品の特別な注意点を把握することができます。また、映画館によって異なる規約が存在する場合もあるため、スタッフとのやり取りを通じて適切に劇場内に入場しましょう。
映画館でのマナー：入場時の配慮を忘れずに
映画館の空間は、観客が映画を存分に楽しむために工夫された音響や照明で構成されています。
他の観客も同じように楽しみたいと考えており、費用を支払ってその体験に期待しているので、他人の鑑賞体験を妨げてしまう行動は避けるべきです。
思いがけず、動作や音が近くの人に影響を与えることがありますので、映画館に入る際は充分な配慮が必要です。特に、携帯電話やスマートフォンはマナーモードに設定するか、できれば完全に電源を切ることが望まれます。
映画の上映中に、携帯電話やスマートフォンから発せられる光によって他の観客の体験が損なわれる場合があるため、映画館内ではスクリーン以外の光源は極力抑えるようご協力をお願いします。
映画の見逃してはいけない重要シーンへの注意喚起
映画ファンなら誰しもが楽しみにしているポイントは、作品の重要シーンではないでしょうか。
そのような大切なシーンを逃さないよう気を付けたいものです。映画が始まってからおよそ10分以内ならば、最初の部分をしっかりと鑑賞できる可能性があります。
しかし、映画によっては、物語の始まりから直ちに重要な展開が始まるケースもありますので注意が必要です。遅れて映画館に到着してしまった場合、映画全体の理解に支障をきたすことも考えられるでしょう。
どの作品にも言えることですが、遅刻は避けるべきだと心がけましょう。
総括
映画開始時刻に遅れそうな時、途中からでも入場可能な場合がありますが、目安としては10分程度が良いでしょう。予め流れる予告編やCMのおかげで、他のお客様への影響も少なく、大事な冒頭シーンを逃す心配もあまりなさそうです。
それでも映画館によるルールがあるため、遅れた際は必ずスタッフに入場の可否を聞くようにしましょう。10分以上の遅れの場合、特に大型の映画館では約20分まで途中入場を認めている所も存在することがあります。
途中入場する際は、スマートフォンをマナーモードにしたり完全に電源を落としたりするなど、ほかのお客様への気配りが重要です。多くの映画館では上映10～15分前からの入場が一般的ですので、可能な限り早めに到着することをお勧めします。
余裕を持って劇場入りすることで、映画を心ゆくまで楽しめるはずです。
