郵便貯金口座の特有の番号体系により、支店情報の確認がやや難しいと感じることがあります。
他の銀行とは異なるこの体系は、郵便貯金口座への送金時に特に、自分の口座の支店名とコードを必要としますが、これらの情報がどこに書かれているのか分からず戸惑うことも少なくありません。
しかし、これらの情報は送金に欠かせません。そこで、郵便貯金の支店情報の見つけ方をご紹介します。
郵便貯金の支店情報の調べ方
貯金通帳を使って調べる方法
郵便貯金口座の支店名とコードは、貯金通帳に記載されています。通帳を開いた最初のページにこれらの情報があり、預金種目や口座番号も一緒に確認できます。
ただし、古い通帳ではこれらの情報が記載されていない場合もありますので、その際は銀行窓口で聞くか、公式ウェブサイトで確認すると良いでしょう。
公式ウェブサイトで調べる方法
郵便貯金の公式ウェブサイトを利用すれば、支店情報を簡単に見つけることができます。
貯金通帳やキャッシュカードに記載されている記号(5桁の数字)と番号(8桁の数字)を入力することで、必要な支店名とコード、預金種目、口座番号(7桁の数字)を知ることができます。
手軽に情報を得られるため、非常に便利です。
郵便貯金の支店情報の複雑さの理由
郵便貯金の支店情報が他の金融機関と異なり、分かりにくく感じる主な理由は、独自の番号体系にあります。
他の銀行への送金用に、特有の記号と番号を支店名とコード、預金種目、口座番号へと変換する必要があるのです。これは、他の金融機関から送金を行う際に特に重要な作業となります。
ゆうちょ銀行の「店舗名と店舗コード」の意味
ゆうちょ銀行の口座システムでは、「支店名」や「支店コード」が見つからないのは、これらは「店舗名」と「店舗番号」として機能しているからです。振り込みを行う際には、これらの情報が必要となります。
ゆうちょ銀行では、従来の銀行に見られる「支店名」や「支店コード」といった概念は用いられていません。これは、郵便局に「支店」という単位が存在せず、全ての口座が貯金事務センターで一元的に管理されているためです。
多くの人が大きな郵便局を「本店」と小さな郵便局を「支店」と誤解しがちですが、ゆうちょ銀行のシステムでは、全ての口座が一元的に扱われます。
そのため、ゆうちょ銀行では、各口座に「店舗名」と「店舗番号」が割り当てられています。これは、他の銀行が使用する「支店名」や「支店コード」の代わりとして機能します。
よって、他の銀行からゆうちょ銀行の口座へお金を振り込む際には、これらの情報を用いて行います。振り込みの際には、「店舗名」と「店舗番号」だけでなく、預金の種類や口座番号も正確に伝える必要があります。