ふるさとチョイスの停止はいつ再開?個人情報・返礼品・寄付の対処法

ふるさとチョイスの停止はいつ再開?個人情報・返礼品の見込みと状況別の対処 お店の情報

2026年10月19日の15時50分ごろから続くふるさとチョイスの停止は、いつ再開するかがまだ決まっていません(10月20日夕方の時点で「未定」)。
個人情報が流出したかどうかも、返礼品の発送への影響も、運営会社が調べている最中です。

ただ、寄付の取り消しや個人情報の流出が発表されたわけではありません。

この記事では、公式発表と自治体のお知らせをもとに、立場ごとにいまできることと、ほかの寄付の方法、ワンストップ特例の期限をまとめました。

※2026年10月20日時点の情報です。

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ふるさとチョイスの停止はいつ再開?個人情報・返礼品の見込みと状況別の対処

ふるさとチョイスの停止はいつ再開?個人情報・返礼品の見込みと状況別の対処

再開の予定日は発表されておらず、調査の結果しだいです。
いまは「寄付の記録を手元に残し、続報を公式で待つ」のが基本になります。

運営する株式会社トラストバンクは10月19日のお知らせで、被害の拡大を防ぎ安全を確保するためにサービスを一時停止し、専門チームが事実関係と影響範囲を確かめていると説明しました。

今後の対応は、調査結果を踏まえて改めて知らせるとしています。

報道によると、異常に気づいたのは19日の午前で、サーバーの点検中だったと共同通信が伝えています。

関市のお知らせでは、サイトだけでなくアプリなどの各サービスも止まっているとされています。

10月20日の夕方にサイトを開くと、トップページのほか、ガバメントクラウドファンディングや災害支援のページ、問い合わせフォームも【重要なお知らせ】の画面だけになっていました。

マイページで寄付の履歴を見ることもできません。

日本経済新聞によると、ふるさとチョイスは2024年10月時点で約1,700の自治体と契約し、2026年5月時点で98万点以上の返礼品を載せていたサイトです。

契約している自治体も返礼品も多いぶん、影響を受けている人も多くなっています。

自分の状況に当てはめて、次の行動を決めてください。

自分の状況 今どうなっているか・見込み 取る行動
停止前に寄付と決済を済ませた 寄付の取り消しは発表されていない。返礼品の発送への影響は調査中 申込完了メールとカードの明細を保存し、続報を待つ
返礼品や受領証明書が届くのを待っている 受領証明書は寄付先の自治体から届く。返礼品の発送への影響は「分かっていない」(広報) 目安を過ぎたら、寄付先の自治体の窓口に聞く
年内にこれから寄付したい ふるさとチョイスは再開時期未定。窓口やさとふる・楽天ふるさと納税では受付が続いている自治体がある 寄付先の自治体のお知らせで、使えるサイトを確かめる
ワンストップ特例を使う予定 申請先は寄付先の自治体で、期限は寄付の翌年1月10日 申請書が届かなければ、自治体のホームページから様式を取る
個人情報が心配 流出の有無は調査中。便乗したフィッシングメールのおそれがある メールやSMSのリンクを開かず、使い回しのパスワードを変える

過去にほかのサービスで起きた事例から、再開までの日数を予想することはできません。

「再開しました」「返金はこちら」といった連絡が届いても、公式の発表で確かめるまでリンクは開かないでください。

個人情報は「調査中」、今年は別の件も2回公表

個人情報が流出したかどうかは、まだ発表されていません。

日本経済新聞も、専門チームが個人情報の流出の有無を調べていると伝えています。

「流出した」とも「流出していない」とも言えない段階です。

トラストバンクは今年、別の件を2回公表しています。

4月24日には、4月14日から15日にかけて2,688件のアカウントに不正ログインがあったと発表しました。

ほかで手に入れたIDとパスワードを使う「リスト型攻撃」の可能性が高いとされ、一部でマイページの会員情報が見られた可能性があるとしています。

10月5日には、Amazon Payで寄付する手続きの不具合で、254件の申込データ(氏名・住所・電話番号・メールアドレス・配送先など)が別の利用者の画面で見られる状態だったと発表しました。

どちらもクレジットカード番号は同社のシステムに保存しておらず漏えいはないとし、不正な決済も確認されていないとしています。

今回の停止とこれらの件の関係は、公式には説明されていません。

返礼品の発送への影響も「分かっていない」

日本経済新聞によると、トラストバンクの広報担当者は、すでに受注した返礼品の発送などへの影響も分かっていないと話しています。

一方で、申し込みや決済が取り消されたという発表もありません。

「届かない」とも「普段どおり届く」とも決めつけず、次の章の方法で自分の寄付の記録を確かめておきましょう。

影響の範囲はまだ調査中なので、すべての寄付がいつもどおり進むと保証されたわけではありません。

停止前に寄付した人が確かめること(受領証明書・返礼品・ワンストップ特例)

停止前に寄付した人が確かめること(受領証明書・返礼品・ワンストップ特例)

受領証明書とワンストップ特例の手続き、返礼品の問い合わせの相手は、ふるさとチョイスではなく寄付先の自治体です。

ふるさとチョイスが止まっていても、自治体の窓口には問い合わせができます。

マイページが見られないので、まずは寄付したときに届いた申込完了メールを探しましょう。

寄付先の自治体の名前、寄付した日、金額、返礼品の名前が分かれば十分です。

クレジットカードで払った人は、カード会社の明細で決済が済んでいるかも見ておくと安心です。

受領証明書とワンストップ特例申請書は寄付先の自治体から届く

確定申告で使う「寄附金受領証明書」は、寄付先の自治体が送るものです。

たとえば岡山市は、入金が確定したあとに市から送り、寄付から1か月程度が目安で、返礼品とは別に届くとしています。

確定申告では、寄付先から受け取った受領証を申告書に付けるか、提出のときに見せます(国税庁)。

国税庁長官が指定した事業者が出す、1年分をまとめた「寄附金控除に関する証明書」を代わりに使う方法もありますが、自治体から届いた受領証明書は捨てずに保管しておきましょう。

ワンストップ特例は、確定申告をしなくてよい給与所得者などで、1年間の寄付先が5自治体以内のときに使える仕組みです。

港区の案内では、寄付をした翌年の1月10日までに、寄付先の自治体へ申請する必要があります。

1つの自治体に何回寄付しても1自治体と数え、条件から1つでも外れると申請は無効になって確定申告が必要です。

申請書は希望した人に受領証明書と一緒に届くことが多いですが、岡山市はホームページの様式をダウンロードして申請してもよいとし、年末の寄付は送付を待つと期限に間に合わないおそれがあると注意しています。

オンラインで申請できる自治体もあるので、寄付先の案内で確かめてください。

返礼品や受領証明書が届かないときの問い合わせ先

到着の目安を過ぎても届かないときは、寄付先の自治体のふるさと納税の担当に問い合わせます。

ふるさとチョイスの自治体ページは今は開けないので、自治体の公式ホームページで問い合わせ先を探すのが確実です。

関市のように、ふるさと納税のサポートセンターの電話番号(050-3355-6778)をお知らせに載せている自治体もあります。

問い合わせるときは、申込完了メールに書かれた寄付の番号や日付を伝えると、確認が早く進みます。

なお、トラストバンクのお知らせには利用者向けの窓口は書かれておらず、ふるさとチョイスの問い合わせフォームもいまは使えません。

停止中・年内に寄付したい人へ:使える方法と12月31日の区切り

停止中・年内に寄付したい人へ:使える方法と12月31日の区切り

ふるさと納税そのものは止まっていないので、自治体の窓口やほかのサイトで寄付できる場合があります。

控除は1月から12月までを1年として扱うので(総務省)、今年の分にしたいなら12月31日までに寄付を済ませる必要があります。

経済産業研究所(RIETI)が紹介した調査では、2024年にふるさと納税をした人の50.6%が12月に寄付していました。

12月31日までに申し込みと支払いを終える必要があることや、12月には給与の額が決まって控除の上限額が分かりやすいことが、理由として挙げられています。

12月は寄付が集中する時期なので、再開を待つあいだに年末が近づいてきたら、ほかの方法で早めに寄付することも考えておきましょう。

窓口やさとふる・楽天ふるさと納税では受付が続いている例

生駒市は、窓口での寄付と、さとふる・楽天ふるさと納税などのサイトでの寄付は通常どおり受け付けていると案内しています。

関市も、関市へのふるさと納税はほかのポータルサイトから申し込めるとしています。

寄付したい自治体が決まっているなら、その自治体の公式ホームページのお知らせを先に見るのが近道です。

ふるさとチョイスのガバメントクラウドファンディングや災害支援で応援したいプロジェクトがある人も、いまはふるさとチョイスからは申し込めないので、その自治体の案内を確かめてください。

ほかのサイトでも、その自治体への寄付が止まっていることがある

注意したいのは、ふるさとチョイス以外のサイトでも、自治体によっては寄付ができなくなっていることです。

生駒市は、ふるさとチョイスのほか、次の11のサイトでも生駒市への寄付の受付を止めています。

  • au PAYふるさと納税、KABU&ふるさと納税、セゾンのふるさと納税、JRE MALLふるさと納税
  • ふるラボ、Vふるさと納税、Yahooショッピングふるさと納税、ケアネット
  • マルイふるさと納税、まいふる、ANAのふるさと納税

志摩市も、ふるさとチョイスと、それに連携する各種のサイトからの寄付を止めている自治体の1つです。

JRE MALLふるさと納税によると、ふるさとチョイスとデータ連携している一部の自治体の返礼品だけが申し込めず、ほかの自治体の返礼品は通常どおり申し込めます。

JRE MALLふるさと納税そのものが不正アクセスを受けたわけではない、という説明もありました。

ANAのふるさと納税のサイトも、10月20日の夕方の時点で普通に表示されていました。

つまり、サイト全体が止まっているのではなく、ふるさとチョイスの仕組みとつながっている自治体の受付が止まっていると考えられます。

申し込もうとしてエラーになったら、別の自治体の返礼品を選ぶか、その自治体のお知らせで使えるサイトを確かめましょう。

ふるさとチョイスの個人情報が心配な人がしておくこと

ふるさとチョイスの個人情報が心配な人がしておくこと

いますぐできる対策は、便乗したメールやSMSのリンクを開かないことと、使い回しているパスワードを変えることです。

福山市は、登録している人あてに今回の件に便乗したフィッシングメールなどが届く二次被害のおそれがあるとして、不審なメールに注意するよう呼びかけています。

関市は、「ふるさとチョイス」や「関市」を名乗るメールやSMSについて、次のように案内しています。

  • リンクを開かない
  • IDやパスワード、カード情報を入力しない
  • 心当たりのない連絡には返信しない

生駒市も、不審なメールの添付ファイルを開かず、認証コードを入力しないよう呼びかけています。

4月の不正ログインのとき、トラストバンクは、パスワードを変えること、特にほかのサービスと同じか似たパスワードの場合は注意すること、ログイン認証コードを設定することをお願いしていました。

いまはふるさとチョイスにログインできないので、同じパスワードをほかのサービスでも使っている人は、そちらを先に変えておくと安心です。

ふるさとチョイスのパスワードは、再開後に公式の案内に従って見直してください。

まとめ:ふるさとチョイスの再開は未定、寄付の記録を残して公式の続報を待つ

ふるさとチョイスは10月19日から止まっていて、10月20日の夕方の時点で再開時期は未定、個人情報と返礼品への影響は調査中です。

  • 停止前に寄付した人:申込完了メールとカードの明細を残し、受領証明書や返礼品が目安を過ぎたら寄付先の自治体に聞く
  • ワンストップ特例:寄付の翌年1月10日までに寄付先の自治体へ申請する
  • これから寄付したい人:自治体のお知らせで使えるサイトや窓口を確かめ、12月31日までに済ませる
  • 個人情報が心配な人:メールやSMSのリンクを開かず、使い回しのパスワードを変える

続報は、トラストバンクのニュースルームと、ふるさとチョイスのサイト・公式Xで確かめてください。

【参考・出典】

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