ゆうちょ銀行の通帳を使ってATMで取引をすることは、キャッシュカードがなくてもできて非常に便利です。
しかし、通帳の記入欄がいっぱいになったらどうすればいいのでしょうか?
この記事では、通帳が満杯になったときの対処方法を詳しく説明します。
通帳が満杯でもゆうちょATMは使える?
通帳の記入欄がいっぱいになっても、ゆうちょのATMでの入出金は可能です。記入できない場合でも操作自体はでき、新しい通帳に取引が転記されますので、記録について心配する必要はありません。
ただし、30行を超える取引が記入されていない場合、通帳には合計金額のみが記載され、詳細は別途送付される明細書で確認することになります。
これにより後で取引内容を確認するのが難しくなることもあるため、確定申告などで詳細な記録が必要な場合は、新しい通帳への早めの切り替えが推奨されます。
新通帳への繰り越し方法は?
他の銀行の場合、ATMで繰り越しが可能ですが、ゆうちょ銀行ではATMでの繰り越しはできません。
新しい通帳は郵便局の窓口で発行を受ける必要があり、平日の限られた時間内に行う必要があります。ただし、郵便局によっては場所や特殊な事情により営業時間が異なる場合もあるため、事前に営業時間を確認することが大切です。
また、手続きは名義人以外でも可能ですので、忙しい方は家族に依頼すると便利です。
持ち物チェックリスト:新しい通帳への更新時
新しい通帳への更新手続きを行う際は、現在使用している通帳と印鑑登録証を持参してください。
印鑑は必須ではありませんが、必要に応じて使用する場合があるため、持参を推奨します。身分証明書の提出は必要ありません。
手続き所要時間について
新しい通帳への更新手続きは、受付開始から約5分で完了します。
お昼休みの時間帯でも間に合いますが、窓口が混雑している場合には時間が長くかかることもありますので、時間には余裕をもって行動しましょう。
新しい通帳への早期移行は可能か?
最近、ゆうちょ通帳をATMで使用した際、通帳の残り記入欄がわずか5行であることに気が付きました。
郵便局の窓口で新しい通帳を発行してもらおうとしたところ、まだ使用可能との回答を受けましたが、「営業時間内に来店が難しい」と伝えたところ、新しい通帳を発行してくれました。
郵便局のスタッフは、通帳がほぼ満杯になるまで使い続けることを望んでいますが、お客様の要望により、記入欄に余裕があっても新しい通帳に移行できることがあります。
通帳の更新が必要な方は、訪れる機会がある際に早めに手続きを済ませると良いでしょう。
まとめ
先日、自分のゆうちょ通帳を確認した際、記入欄がほとんど埋まっていて焦りました。試しにATMで操作してみると、普通に引き出しができ、ホッと一息つきました。
記入欄が満タンでも通帳を使い続けられるのは便利ですが、内訳が一括で記載されると取引の詳細がわからなくなることがあります。
手続きは簡単で時間もあまりかかりませんので、新しい通帳にはできるだけ早く更新することをお勧めします。