新幹線での長距離移動は、子連れの旅行にとっては一大イベント。特に、ベビーカーの持ち込みと配置は、親御さんにとって大きな課題です。では、新幹線でベビーカーを持ち込む場合、最も便利な座席はどこでしょうか?
本記事では、ベビーカーを折りたたまずに持ち込む場合の最適な座席選びを紹介します。具体的なアドバイスを通じて、最前列と最後尾の座席、それぞれのメリットとデメリットを解説。
また、車椅子優先座席の利用可能性や予約の必要性についても触れます。ベビーカーを持っての新幹線旅行を検討中の方、この情報が旅の計画に役立てば幸いです。
新幹線でのベビーカー持ち込み、最適な車両はどこか。最前列・後ろのほう?
新幹線で子どもを連れて旅行する際に気になるのが、ベビーカーの扱いですね。多くの親御さんがどのようにすれば安心して乗車できるか、悩むところです。
以下ではそのような悩みを解決するための情報をお届けします。
最前列と最後尾、どちらがおすすめか
ベビーカーを折りたたまずに新幹線に持ち込む場合、どの座席が利便性が高いのかは、非常に重要なポイントです。
そこで注目すべきなのが、シートの配置です。最前列と最後尾では利便性が異なるのはもちろんのこと、3列シートと2列シートの違いもまた利便性に影響を及ぼします。
それでは、具体的にどのような違いがあるのか見ていきましょう。
新幹線でのベビーカー持込に最適な位置は?
私自身が推奨するのは、車両の最後尾です。特に最後尾2列の座席が理想的です。その理由を3つ挙げます。
- 最後尾では、後部のスペースにベビーカーや荷物を置くことができます。
- 座席を回転させることで、最前列のような状態を作り出せます。
- 通路を行き来する人の心配が不要となります。
最前列と比較して、最後尾は座席の背後と足元という2カ所のスペースを利用できるため、非常に便利です。さらに最後尾なら、椅子を後ろ向きにしてリクライニングを倒し、快適に座りつつ、寝ているお子様を見守るスペースが取れるのです!
車椅子優先座席でのベビーカー横付けについて
車椅子用の優先座席があるのはご存知でしょうか。実は、その座席を利用することでベビーカーを横に付けることが可能な場合があります。しかし、この座席は車椅子利用者を優先するため、駅の職員から利用を断られることもあるようです。
さらに、乗車日当日にならないと、その座席が利用可能かどうか確認できない事情もあるのだそうです。
もしベビーカーを横付けしたいという強い事情がある場合は、駅員に事情を相談するのも一つの選択肢かもしれません。ご参考までにお知らせいたします。
ベビーカー持参の際の予約は不要?
ご心配なく、事前予約は不要です。JR東海の公式ウェブサイトにも予約の必要性はないこと、また特大荷物用のスペースがある座席を選択すれば問題ない旨が記載されています。
→JR東海/東海道・山陽・九州・西九州新幹線への特大荷物のお持ち込みについて
列車の最後部に位置する座席が特大荷物を置くためのスペースが確保されているため、その席を予約することが最適です。
→JR東海/東海道・山陽・九州・西九州新幹線への特大荷物のお持ち込みについて
総括:新幹線でのベビーカー持ち込みについてのおすすめ情報
新幹線へのベビーカーの持ち込みに関して、快適な旅をするためのポイントをまとめました。ベビーカーを始めとする大きな荷物をお持ちの際は、車両の最後尾の利用がおすすめです。
座席は2列が理想的です。3列座席では、隣の席に誰かが座る場合にベビーカーを畳まなければならない状況が生じることがあります。座席配置を考慮し、イライラせずに旅を楽しみたいものです。
また、ベビーカーの持ち込み自体に予約は必要ありませんが、最後尾の座席を予約することで、特大荷物スペースが確保されます。予め最後尾の座席を予約しておけば、余計な心配なくベビーカーを持ち込むことができるでしょう。
この情報が、新幹線でベビーカーを持ち込む際の参考になれば幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。