中学生のみなさんが先生に感謝の気持ちを伝えるための、心を込めた手紙の書き方について、例文と共に紹介します。一緒に見ていきましょう!
手紙に書くべき3つの主要なポイント
その手紙には、以下の3つの要素が含まれると良いでしょう。
- 感謝の言葉
- 印象に残っているエピソード
- 将来の抱負
正しい書き方とは?気を付けたいこと
ポイントに留意しつつ、以下の注意点にも気をつけてみてください。
- 丁寧な手書きで心を込める
- 詳細過ぎる内容は避ける
- 適切な敬語を用いる
- 否定的な表現は控える
「先生にありがとうと伝えたい!」そんな熱い思いを持つあなたへ。ここからは、感謝の心を込めた手紙の作成法を、みっちりとご紹介します。
最後まで目を通せば、あなたらしい温かみのある手紙が書けるようになるはずです。気軽に読み進めてくださいね。
1.【先生への手紙の書き方】中学生にぴったりな感謝の言葉6選!
ここでは、様々な状況に応じた手紙の文例をご紹介します。
先生に送る手紙の作成方法を含む例文のセレクションです。
退職する先生へ送る言葉
〇〇先生、これまでの1年間、大変お世話になりました。先生の授業は、そのわかりやすさと楽しさで、本来勉強が苦手な私でも積極的に学ぶことができました。〇〇先生が退職されると伺い、心の底から惜しく思います。
しかしながら、私たち生徒と同様に、先生も新しい人生の節目を迎えられるわけですね。そのため、名残惜しさは感じつつも、先生の新たな出発を全力で支持したいと願っています。
学校を離れても、私たちの事を時々で良いので思い出してください。また、お時間がありましたら、ぜひ学校に顔を出していただけると、私達は大変喜びます。
これまでのご指導、誠にありがとうございました。
サンプル:先生への卒業時の感謝の言葉
〇〇先生、中学三年間の揺れ動く心を何度も支えてくださって、心から感謝しています。
特に部活動でうまくいかない時には、先生が寄り添ってくださり、忘れられない助言を下さいました。
先生のその優しさに学び、困っている人を放っておけない人間になれるよう自分自身も努力していきます。
卒業後も先生のことはずっと記憶に留めておきますので、先生もお気をつけて、これからも活躍してください。
担任の先生への感謝のメッセージ一例
〇〇先生、かけがえのない中学三年生の一年間を充実したものにしてくださり、心から感謝しています。
学園祭や体育大会、そして修学旅行での共に過ごした時間は、私たちの心に深く刻まれた思い出となりました。
いつも温かい心で接してくださる先生が、時には厳しさも見せてくれるからこそ、私たちは成長できたのだと感じています。そんな二面性を持った〇〇先生に教われたことを誇りに思い、この感謝の気持ちを伝えたいです。
これまで大変お世話になりました。今後ともご活躍をお祈りしております。
〇〇先生への感謝の気持ちと合格報告
〇〇先生
心温まる春の便りをお届けいたします。このたび、私は〇〇高等学校の〇〇学科に無事合格をいたしました。
高校選びで途方に暮れていた頃、〇〇先生が真摯に耳を傾けてくださり、私の想いや将来の夢について一緒に考えてくださいました。〇〇先生の貴重な助言のおかげで、自信を持って〇〇高校の門を叩く決意ができました。
迷い多き私を支え、背中を力強く押してくださったこと、心より感謝申し上げます。
新たなスタートラインに立つ春より、私も高校生として新しい日々を迎えます。目指す未来に向かって、前進を続けてまいります。
〇〇先生のご指導に巡り合えて、幸せと感じております。重ねて御礼申し上げます。
拝啓、先生への温かい言葉集
〇〇先生とご一緒できたこと、心から感謝しています。これからも学び続ける私たちですが、卒業後も是非先生にお目にかかりたいです。
おかげさまで、〇〇先生のおかげで難解だった勉強が楽しく明解なものに変わりました。評価も向上し、ただただ感謝しております。
恩師として仰ぐべき〇〇先生に、言葉遣いにも気を配るべきですね。ただし、いつもお世話になっている先生への応援の気持ちは、適度にリラックスした言い回しで表しましょう。
文面は長短問わず、親しみのこもった内容になるよう心がけてください。
2.先生への手紙に述べるべき3つの要点とは?
先生に深い感銘を与える手紙を書くには、留意すべき3つのポイントがあります。これからその要点について、順を追ってお伝えします。
感謝の言葉
いつも心に留めておくべき感謝の気持ち。私達の成長を支えてくださった先生へ、感謝の想いを伝えることが大切です。
思い出
教師と共に過ごしたエピソードは欠かすことのできない話題です。
体育祭や文化祭といった様々なイベントでの、教師とのかけがえのない思い出について語り合いましょう。
これからの展望に対する自身の姿勢
たとえ恩師のもとを離れても、自分自身の力で進んでいく決意に満ちたあなたの積極的な態度を文章に表わしてみましょう。
指導者として、弟子たちが未来に向けて自信を持って進む姿は、この上ない喜びです。
3. 先生への手紙の書き方と注意点
先生宛ての手紙のコツや気をつけるべきポイントについて解説します。
手書きによる文章作成
文章を携帯電話やコンピュータで書くことは一般的ですが、手書きでの執筆にも魅力があります。
デジタルツールを介さずに書かれた手書きの文章は、読む人に対して特別な情緒や暖かさを伝えることができるでしょう。
細かく書き込み過ぎないように
内容は簡素に 保ちます。先生へのお手紙では、つい複雑で丁寧な文章が書きたくなるかもしれませんが…。
ここではお手紙そのものを批評するわけではありませんので、気負わずに。
素直な気持ちが最も伝わるのです。直感に従って、心からの言葉を紙面に映し出しましょう。
敬語の正しい使用を心がけましょう
感謝の気持ちを素直に表現することは大切ですが、親しい間柄であっても相手に敬意を表す「親しき仲にも礼儀あり」という慣わしを忘れてはなりません。
過度にカジュアルな文体や言葉遣いは避けるべきでしょう。中学生であれば、十分に敬語を使いこなすことが期待されます。
先生との関わりや距離感を踏まえ、適切な敬語を用いた文章を心掛けましょう。
否定的な表現の使用は控えましょう
「〇〇が嫌でした」といった内容を、教師や生徒の新たな出発点となる手紙に記載するのは避けてください。
先生への感謝の気持ちを綴る際には、プラスの言葉を使って素敵な手紙を目指しましょう。
手紙の構想はお決まりですか?ここで挙げたポイントや留意事項を文中に盛り込むことで、先生宛の手紙がより一層心に響く内容へと昇華されるでしょう。
4.まとめ
手紙は、あなたの心情や純粋な意志の表れです。本記事で提供した参考例文やポイントを逆地して貴方が伝えたい感情や考えをしっかりと表現してください。
感謝の気持ちを伝える手紙を受け取って喜ばない先生はおそらく存在しないでしょう。心からの感謝のメッセージをストレートに綴れば、きっと先生は感動のうちに包まれるはずです。