発泡スチロールは、工作やDIYでよく使われる素材で、商品の包装材としても広く利用されています。
「発泡スチロールカッター」は、かつてダイソーなどで簡単に手に入れることができた道具で、熱を使ってスムーズにカットでき、効率的かつキレイに切れるため、多くの人に愛用されていました。
しかし最近、ダイソーやセリアといった100円ショップでの取り扱いが減っています。この記事では、現在発泡スチロールカッターがどこで手に入るのか、また自作する方法があるのかを調べてみます。
ダイソーで発泡スチロールカッターはもう売っていない?
以前はダイソーで安価に購入できた発泡スチロールカッターですが、2024年現在では見かけることがありません。
商品のラインナップは頻繁に変更されるため、在庫切れや生産終了の可能性もあります。
他の100円ショップでは発泡スチロールカッターは手に入る?
セリア
セリアでは取り扱いがありませんでした。
キャンドゥ
キャンドゥでも取り扱いはありませんでした。
ドンキホーテ
ドン・キホーテでは、このアイテムの取り扱いが確認できませんでした。
ホームセンター
一方で、カインズホームやビバホーム、コメリ、コーナン、ロイヤルホームセンターなどのホームセンターでは、発泡スチロールカッターが取り扱われています。
商品の種類が豊富で、直接見て選ぶことができるのが利点です。
ネット通販
Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングなどのオンラインショップでは、さまざまなタイプの発泡スチロールカッターが販売されています。
特価セールでお得に購入するチャンスもあり、近くに店舗がない場合にはネット通販が特に便利です。
DIY発泡スチロールカッターの作り方
自宅で発泡スチロールカッターを手作りすることは、コストを抑えつつ、自分のニーズにぴったり合わせたカスタマイズが可能です。
ただし、電気を使うこの装置は、安全に対する広範囲な知識と慎重な取り扱いが必要です。
市販の製品に比べて安全機能が限定的なため、使う際には特に注意が必要です。技術的な知識が求められるものの、自作する達成感と実用性は非常に高いです。
ここでは、DIYで発泡スチロールカッターを作るための基本的なステップと必要な材料を紹介します。
必要な主な材料
- ニクロム線:切断部として機能し、発泡スチロールを溶断するために加熱されます。
- 電源:ニクロム線を加熱するために必要です。通常、電池やACアダプタが用いられます。
- 木材や金属棒:ハンドルやフレームの構造を作ります。
- スイッチ:電源のオンオフを制御します。
- その他の小物:絶縁テープ、電線、ネジなどが必要です。
カッターの作成プロセス
- 設計:カッターのサイズや形状、ニクロム線の長さ、ハンドルの形状、電源の種類を決めます。
- フレーム作成:木材や金属棒を使用し、カッターのフレームを組み立てます。このフレームはニクロム線をしっかり支え、安定性を保つことが重要です。
- 電源の取り付け:ニクロム線を加熱するための電源を設置します。接続が正確であることが重要です。安全のため、スイッチの設置が推奨されます。
- ニクロム線の設置:ニクロム線をフレームに固定します。適切なテンションが必要ですが、過度の張りは避けましょう。
- 絶縁と安全対策の実施:電気的な安全を確保するため、適切な絶縁措置を施します。さらに、使用時の火傷などのリスクから保護するために、安全対策をしっかりと行います。
キッチンナイフを使った発泡スチロールの切断方法
市販の発泡スチロールカッターが手元にない場合でも、キッチンナイフで代用することが可能です。
キッチンナイフを使うと、通常のカッターよりも清潔できれいに切れることがあります。切る際には、ナイフを適度に温め、金属製のものを選ぶことが重要です。
キッチンナイフで発泡スチロールを切るのは非常に便利であり、押し切る技術が効果的です。
発泡スチロールカッターの選び方
発泡スチロールカッターには、コノ字型、ペン型、卓上型の3種類があります。コノ字型はニクロム線を使用し、熱を発生させて切断します。
ペン型は細かい作業やモデル作りに最適で、卓上型は大規模な作品や長時間の作業に適しています。
さらに、安全機能付きのコードレス電池式モデルは、子供でも安心して使えます。カッターの温度設定は、電池式の場合は100〜200℃、コンセント式の場合は200〜250℃が理想的です。
発泡スチロールカッターの入手と代用法
ダイソーやセリアのような100円ショップでは発泡スチロールカッターは扱っていませんが、ホームセンターやオンラインショップでは多様なモデルが販売されています。
発泡スチロールカッターは切りくずが少なく、POP文字製作や趣味の工作、ジオラマ作りなど、さまざまな用途に適しています。
急な発泡スチロールの切断が必要な場合、手元にあるキッチンナイフを使うのも良い選択です。